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『野球小僧』編集部アンケート

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2011-11-30

【野球写真館】vol.303 浪人の乱

 07年5月2日のブログ記事(http://kozo.weblogs.jp/kozo/2007/05/vol189_4b7a.html)から突然復活した「野球写真館」。もとは『野球小僧』公式HPhttp://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/)でひっそり更新されていたコーナーです。

 編集部写真担当“撮っとこイノ太郎”(Twitter → @inokori3 , Facebook → http://www.facebook.com/hiromasa.inoue1)が、『野球小僧』のドラフト候補選手名鑑やスカウティングレポート用に撮り歩いた写真を紹介します。

vol.303 浪人の乱sugano_hara2009.jpg

 ドラフトで日本ハムの1位指名を受けた東海大・菅野智之投手が入団拒否の意思を表明しました。いろんな“事情”があるんだろうけど…1年も実質「選手」でない時間をすごす決断をしたのは、やはり残念という気持ちが強いっすねェ。

 違うユニフォームを着ているほうがドラマチック、と考えるのは外野だけなのかなァ。

2009年11月22日、東京ドームにて撮影

※このコーナーは隔週で水曜日近辺に更新いたします。

過去、このブログに掲載された【野球写真館】は→こちら
(右側の「カテゴリー」にもリンクがあります)

vol.188以前は→こちらからご覧ください


Ino●撮っとこイノ太郎(イラスト/横山英史)
 1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。山羊座のB型で、最近聞かなくなった動物占いではコアラ。『野球小僧』編集部最古参の編集部員にして写真担当。硬式歴は皆無だが、一応右投両打。10年近く前、いろんな出会いに恵まれて『野球小僧』と関わり、現在に至る。02年末に生まれた可愛くて可愛くてしかたがない長女に加え、2006年には待望の長男も誕生した。2児の父となり、公私混同にますます拍車がかかりそうな、41歳。

2011-11-25

鹿取義隆さんが投手を見分ける5つのポイント

『鹿取義隆トークライブ』も
12月9日(金)19時スタートの回で
第3回目となります。

日頃より、
皆様にご愛好いただいているおかげです。

「ありがとうございます!」

そこで今回は、第2回目に鹿取さんが話してくれた
「投手の見方」についての講演内容から、
投手をどのように分類しているのかを紹介します!

『野球小僧』12月号
196ページに掲載されている記事の図解をもとに
補足コメントを付けてお届けしますね!

|鹿取さんの投手分類術は
|さまざまな視点の複合体!!

鹿取さんが投手を見るときに注目している主な点は全部で五つ!

 

(1)ひとつ目は『投球フォーム』です!

20111125a


①はオーバーハンド
②はスリークオーター
③はサイドハンド
④はアンダーハンド

どの場合も「ヒジと肩を結んだ線が
一直線になっている」ことがポイントです。

 

(2)ふたつ目に鹿取さんが注目している点は『投手のタイプ』!

20111125b

投手の境目は150キロかどうかになります。
また、「現在は左の速球派がいない」ともおっしゃっていました。

 

(3)三つ目の注目ポイントは『球種』です!

20111125c

球種は速い系とゆるい系に分類されます。
また、似通った球種も把握しておくといいかもしれません。
プロの1軍で通用するには、
「3種類は必要!」とのアドバイスがありました。

 

(4)四つ目のポイントは『成長過程』!!

20111125d

その選手がどの過程にあるのかを知ることは、
ただ実力を見るだけでなく将来を占う上で重要になります。
野球ファンとしては選手の明日に注目していきたいですね!

そして最後に五つ目を。

 

(5)それは、『投手の起用法』です!

20111125e

皆さんご存知の通り、先発、中継ぎ、抑えという3通りがあります。
ご贔屓の投手がどんな要素を兼ね備えているかに注目して、
選手を育てる気持ちで観戦するのも粋です。

 

第2回『鹿取義隆トークライブ』では、
他にもさまざまな観戦術を紹介してくれました。

第3回は「投手と打者の勝負について」の話を伺う予定です。

プロの目から見た勝負どころ、
明暗の分岐点を見つけるためのコツ、
なんかを語ってくれるかもしれません。
いまから楽しみですね!

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第3回『鹿取義隆トークライブ』応募方法

氏名・電話番号・住所を書いて、
下記のメールアドレスにご連絡ください。
先着50名様に「参加証」を返信いたします。

希望者多数の場合は
先着での当選となります。
あらかじめご了承のほどよろしくお願いします。

応募先:kozo-1@byakuya-net.co.jp
件名には「第3回鹿取ライブ希望」と記入してください。

※まだ席が余っています。ご応募お待ちしております。

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(鹿取義隆トークライブ係より)

2011-11-24

『別冊野球小僧 2011ドラフト総決算号』が明日11月25日発売!

2009年から毎年発行して、多くの読者の方々からご支持をいただいている『別冊野球小僧 ドラフト総決算号』が今年も帰ってきます!

衝撃のドラフト会議から、早くも1カ月。
まさかの日本ハムドラフト1位指名を受けた菅野智之投手(東海大)。
当初、「11月いっぱい考えたい」とコメントした菅野投手と同様に、編集部も勝手に思い悩んでいました。
「来年、プロのマウンドで菅野投手を見たい。でも、気の毒だしジャイアンツのユニホームも着せてあげたい…」
そんな思いで、画像のような表紙を作ってしまいました。

発売日が11月25日なので、それまでは結論は出ないと思っていたのですが、急転直下、まさかの「浪人宣言」…。
日本ハムファンの方の中には、複雑な思いでこの表紙を見る方もおられると思います。
それでも、この2011年ドラフトを象徴する「表紙」として、見ていただけますと幸いです。
10年、20年後に見返した時、また違った印象で、この表紙が見えてくるんじゃないかと思います。

別冊野球小僧 2011ドラフト総決算号
CONTENTS

2011draft_cover_2 【2012年開幕まで保存すべし】
ドラフト指名全選手名鑑《72名》
~大学BIG3から未知なる原石まで、実力を大解剖!

今年、補強に成功したのはどこだ?
12球団ドラフト採点
~近未来の主力メンバーまで大胆予測!

野球小僧が目撃した10.27ドラフトの一日
ドラフト会議プレイバック2011
一般公開以降、最大の歓声を呼んだ「サプライズ指名」

密着ルポルタージュ
スカウトたちの長い1日
~衝撃の瞬間、その時テーブルで何があった!
中田宗男(中日スカウト部長)
苑田聡彦(広島スカウト部長)
古屋英夫(オリックス編成部国内グループ長)

安倍昌彦
流しのブルペンキャッチャーの旅
2011年度プレイバック特別篇

超豪華12投手の剛球を掴み捕った「体感記」を一挙掲載!

野球小僧ライター陣&タイツ先生が先読み!
2012年新人王大予想
来季はロッテ・藤岡貴裕で間違いなし?

タイツ先生がドラフト選手をぶった斬り!
[プロの技]を持っているのはこの選手だ!
身体構造の研究者が24選手の技術を徹底チェック

育成選手をここまで分析するのは野球小僧だけ!
育成ドラフト指名選手名鑑《26名》

【今年で5年目】毎年恒例の人気企画
ドラフト当日の新聞報道徹底検証
今年から勝手に制定! 「MVN」に輝くのはどこだ?

指名漏れ、志望届未提出、会社残留…理由はあれど
今年指名されなかった逸材リスト
~いずれはプロの世界で見たい有望選手たち

野球小僧ショートストーリーズ
ドラフト指名選手の野球人生ドキュメント
~球界の未来を担う個性派28選手の歩む道のり

【ドラフトの目玉】
日本ハム1位 菅野 智之(東海大)
ロッテ1位 藤岡 貴裕(東洋大)
広島1位 野村 祐輔(明治大)
中日1位 高橋 周平(東海大甲府高)

【ドラフト1位】 
ソフトバンク1位 武田 翔太(宮崎日大高)
阪神1位 伊藤 隼太(慶應義塾大)
西武1位 十亀 剣(JR東日本)
巨人1位 松本 竜也(英明高)
楽天1位 武藤 好貴(JR北海道)
オリックス1位 安達 了一(東芝)
ヤクルト1位 川上 竜平(光星学院高)
横浜1位 北方 悠誠(唐津商高)
【甲子園スター】 
楽天2位 釜田 佳直(金沢高)
阪神2位 歳内 宏明(聖光学院高)
横浜3位 渡邊 雄貴(関西高)
西武4位 永江 恭平(海星高)
ソフトバンク4位 白根 尚貴(開星高)
横浜9位 伊藤 拓郎(帝京高)
【将来有望高校生】 
ソフトバンク2位 吉本 祥二(足立学園高)
巨人2位 今村 信貴(太成学院大高)
中日5位 川崎 貴弘(津東高)
【実力派大学生】 
ロッテ2位 中後 悠平(近畿大)
ヤクルト5位 中根 佑二(東北福祉大)
【即戦力社会人】
西武2位 小石 博孝(NTT東日本)
日本ハム5位 森内 壽春(JR東日本東北)
【変わり種&隠し玉】
横浜6位 佐村トラヴィス 幹久(浦添商高)
日本ハム7位 大嶋 匠(早稲田大ソフトボール部)
広島育成1位 富永 一(徳島インディゴソックス)

来秋ドラフト戦線は動き始めている!
2012年ドラフト候補セレクション
超大型投手が割拠する高校生など、新時代へ走る36人の逸材

創刊から14年に渡って付け続けてきた評価を隠すことなく公開
1998~2011ドラフト指名選手リスト

2010年指名選手の1年目を総括
安倍昌彦のドラフト答え合わせ
予想以上に活躍した選手、残念だった選手を「流し」が語る!

ライター陣が自信を持って推薦!
ブレイク必至の[プロ2年生]
山田哲人(ヤクルト)、柳田悠岐(ソフトバンク)、宮國椋丞(巨人)らの胎動

2010年ドラフトの目玉は今…
拝啓 大石達也様
悩める大物にタイツ先生が手紙を書いた

オーストラリア野球紀行《番外編 vol.7》

 世界の野球を求めて流浪する石原豊一氏が、2010年末~2011年明けに足を運んだオーストラリア野球レポートの第7弾です。『野球小僧』4月号、6月号に掲載された同名の記事に掲載しきれなかった内容を連載中です。ぜひ、誌面と併せてご覧ください。

 

【『野球小僧』6月号の記事ラインナップ】は→こちら

【オーストラリア野球紀行《番外編》】過去の記事は→こちら

 

 
1月8日 キャンベラ・キャバルリー対ブリスベン・バンディッツ(ナラバンダ・ベースボールフィールド)
 

首都キャンベラ・ナラバンダ・ベースボールフィールドへ

 豪州の首都はキャンベラである。シドニーやメルボルンなどに比べ影の薄い印象だが、この国のれっきとした首都である。なんでもシドニーとメルボルンの首都誘致合戦の結果、もめごとが起こらないよう、その中間に改めて新首都を造ったらしい。そのせいか、この街にはなにか人間臭さが感じられない。役人と観光客だけが目立つ通りからは、人々が汗を流すスポーツのにおいはまったくと言っていいほど伝わってこなかった。

 市の中心からバスで40分。ナラバンダ・ベースボールフィールドは郊外の住宅街の端にある。大した距離ではないのだが、途中でいろいろな停留所を寄り道するバスではずいぶんと時間がかかる。車窓から周囲を見渡してもまったくなにもなかった。
 帰国後、メルボルンでプレーしていた西川徹哉(現兵庫ブルーサンダース)は、私がこの球場にも足を運んだと言うと、ずいぶんと驚いていた。

「あそこ、なにもなかったでしょ? 僕らも試合の後、買い物もできなくて困りましたよ」

 そのかわり、と言ってはなんだが、球場の良さだけは彼も誉めていた。この球場は、ABLの開幕に合わせて、古いグラウンドを新調したのだった。単なる改築ではなく、フィールドを掘り下げて新しい土を入れ、スタンドも新築された球場は、アメリカのマイナーのそれに劣らない“ボールパーク”と呼ぶにふさわしいものに生まれ変わっていた。

111111_abl01この日のイベント、プレスリー・デイを盛り上げるため、自らプレスリーのコスプレをするキャンベラの球団スタッフたち

 そのボールパークに足を運ぶと、エルビス・プレスリーのコスプレをした妙齢の女性が出迎えてくれた。サブGMのメガン・サリック女史だ。GMと言えどもこの小規模リーグではさまざまな役をこなさねばならない。彼女はほかのスタッフとともにこの日のイベントであるプレスリー・デイ(ファンがイニング間にプレスリーのものまねコンテストをする)を盛り上げようと、このような格好をしているのだった。
 あいさつの後、彼女は私の頭にあったアデレードのキャップを見て、「それはここではいけないものよ」と別のスタッフを走らせた。無論、私の頭には「CC」のマークのあるキャンベラのキャップがのることになった。

 彼女をはじめ、球団スタッフはつねに動き回っている。ギリギリの小所帯で運営されているこのプロ野球では、特に試合前はスタッフのやることが山ほどある。彼女たちがその働きに見合う報酬を受け取っているわけではないだろう。野球に対する情熱がなければ、とてもじゃないができる仕事ではない。走り回りながら見せる彼ら彼女たちの笑顔はそのことを雄弁に物語っている。
 まあ、もちろん、ABLのスタッフ全員がそのように真面目に野球に取り組んでいるわけではない。「MLBから出向してきた」というある球団のお調子者のGMなどは、集合時間にはいつものように遅れ、遠征中のある時などはしびれをきらした選手だかスタッフがホテルの部屋に彼を起こしに行くと、大酒を飲んですっかり寝入っていた彼の隣に女体が横たわっていたということもあったそうだ。まあ、それもなんだかオージーっぽくて笑える話なのだが。

 

111111_abl03
外野手登録ながら先発したジャレット・コマネ(キャンベラ)。しかし、1イニングを投げきることができずに降板

“育成”と“哀愁”の入り交じる投手継投

 キャンベラの先発は、大学を卒業し、12月にチームに合流したばかりのジャレット・コマネだった。外野手登録の彼にとって、この夜のマウンドは2度目の登板である。すでにプレーオフ進出の望みも低くなり、来季を見据えた起用なのだろうが、この起用はあまりに無謀だった。いかにもアマチュアというか、場慣れしていないその投球フォームから繰り出されるストレートは、ブリスベンのベテラン打者に通じるはずもない。先頭打者に四球を与えると、続くジョシュア・ロバーツにライト前に持っていかれ、次打者にまた四球。1つのアウトも取らないうちに、満塁になってしまった。
 結局、彼は3点を失い、塁上に2人のランナーを残してマウンドを去った。取ったアウトは犠牲フライによる1つだけ。これには、さすがに結果に鷹揚なオージーのファンたちも拍手を送らず。この若い急造投手は、ベンチでもチームメイトに声すらかけられないまま、ひとり呆然と座り込むことになった。
 2番手で登場したのは、ロイヤルズのマイナーでもプレーした経験もあるフィル・ブラッシントンだった。しかし、今年41歳になるこの老雄に多くを求めるのは酷だった。もはや彼はまともなストレートを投げることはできず、投球のほとんどすべてが蠅の止まるようなナックルボールだった。打者の多くはこの遅球にタイミングが合わず、ポップフライを上げるのだが、いかんせんストライクが入らない。カウントを苦しくした後に、やむなく置きにいったストレートをことごとく痛打される。結局、初回はさらに3点を献上し、2回にも5点をブリスベンに取られた彼はこの回でお役御免となった。

111111_abl02ベンチで落ち込むコマネ。ちなみにすでにスタートしている2011年のリーグ戦では投手登録されている

 2回を終わって11対1。ここではよくあるパターンだ。今年の日本のプロ野球は低反発球の影響でサッカーみたいなスコアが並んでいるが、この冬のABLは、まるでラグビーのようなスコアが並んでいた。4回の表にブリスベンがさらに2点をとって13対1としたが、観客たちはブーイングをするわけでもなく、席を立つわけでもなくビール片手にフィールドを眺めながらおしゃべりに興じている。何かを待っているかのように。
 その「何か」が起こったのは、その裏の攻撃だった。2005年にアメリカのA級でプレーしていた指名打者トム・ビンセントの二塁打を皮切りにキャンベラは反撃を始めた。この回さらにシングルヒットと四球を一つを絡め、最後はアテネの銀メダリスト、ニック・キンプトンの二塁打で計3点を返した。お決まりの乱打戦の始まりだ。スタンドの観客も待ってましたとばかりにやんややんやの大喝采。
 反撃されたブリスベンは6回に3点を加えやり返すが、キャンベラはその裏に1点、7回にまた1点、そして8回裏にはアメリカから来た助っ人ドナルド・ルッツ(現レッズA級)のホームランが飛び出して16対9まで迫った。スタンドはもうお祭り騒ぎだ。

 そして9回表。なんとか7点差までせまったものの(日本では絶望的なこの点差もオーストラリアではまだ期待が持てる)、すでに5人のピッチャーが枕を並べて討ち死にしたキャンベラはもうブルペンから送るピッチャーがおらず、なんと兼任コーチのビンセントが指名打者制を放棄してマウンドに上がった。なんだか草野球みたいになってきたが、ビンセントは1四球を出したものの、何とか無失点で切り抜けた。スタンドのスタンディングオベイションとフィールドの選手に迎え入れられたベテランは、笑顔でベンチにつき、肘をさすっていた。
 大量点差の試合終盤に5点を返したキャンベラの最後の攻撃にスタンドの期待は高まったが、9回裏の攻撃はあっさり2人が倒れ、最後もこの球場一番人気のカナダ人イアン・チョイがスタンドからの「チョイ・コール」の中、力ないファーストフライに倒れた。

規格外こそオーストラリア野球

 翌日、私はキャンベラからシドニー空港への直通バスに乗った。200キロほど離れた両都市間を結ぶバスは、国際空港へ立ち寄ってくれるのだ。前売りで切符を買うとなんと15ドル。日本円で1300円ほどである。シドニー空港からわずか20分くらいの市内への地下鉄もなぜか同額であった。
 なんともわからないなと思いつつ、豪州野球のことを考えていた。
 アメリカでの長いシーズンが終わり、ゆっくり休めばいいのに地元のアマチュアチームでプレーするマイナーリーガーたち。そんな野球バカを集めてプロリーグを作ったら、メジャーリーガーまで参加して、おまけに町のバーテンダーまで入れてくれとホームランをかっ飛ばす。時として、日本から来たプロの投手たちでさえ、彼らに滅多打ちを食らうことがあるのだ。
 そんなハチャメチャな野球を拍手喝采で迎えるオージーの観客たちは地元チームが勝とうが負けようが笑顔でフィールドにまなざしを送っていた。

 日本の規格ではわからないことだらけの豪州の旅、そして野球だった。そんな規格外のところがこの国の魅力であるし、だからこそ世界じゅうから人々を集めるのだろう。この国のプロ野球が、いつの日か日本や韓国、メジャーに肩を並べる日が来るのか否か?
 そんなことを思いながら、空港の屋上からシドニーのスカイスクレイパーを眺めていた。

 

■石原豊一(いしはら・とよかず)
大阪府出身。圧倒的な行動力で、これまでアジア、アメリカ、中南米、ヨーロッパなどを渡り歩く「流浪の野球好き」。すでに世界各国200を超える球場で野球を観戦している。

2011-11-21

女性東都ウオッチャー・山田沙希子の 戦国東都 いぶし銀観戦記(第31回)

 今年のドラフトで読売巨人軍から4位指名を受けた國學院大・髙木京介。 Photo_6
 星稜高校時代はエースで4番として甲子園に出場し、高校の先輩である松井秀喜選手になぞらえて『ゴジラ2世』として注目を浴びた。
 しかし実際に話をしてみると、ゴジラとは程遠いほど朴訥とした語り口。とても繊細な印象を受けるのだ。
 彼は制球が非常によく、3年生春には開幕から実に25イニングス連続無四球だったこともある。

|まったくかみ合わない――
|もどかしい気持ちでいっぱいだった

 当時2部だった1年生の頃から試合に出場し、経験を積んできた髙木。
 
 しかし髙木といえば援護に恵まれない……そんな印象が色濃くあった。
   相手打線を0に抑え続ければ、自チームのスコアボードも0が並ぶ。結果として0-1や0-2といったロースコアで敗れることが多くあった。また、味方が早々に点を取ってくれたときは、髙木が失点を重ねてしまうこともあった。
 まったくかみ合わない――。選手の誰もが思っていたとは思うが、見ているこちらももどかしい気持ちでいっぱいだった。

Photo_8 昨秋の開幕戦マウンドにも、髙木は立っていた。この頃には彼が実質エースとして活躍を見せていたことを思えば当然だった。
 チームは順調に勝ち星、勝ち点を積み重ねていたが、シーズン中盤から髙木がマウンドに立つことはなくなっていた。ベンチ入りもしておらず、制服を着た髙木の姿を見かける日々が続いた。しかし“エース”不在の中でも、鷲尾拓也、阿部拓也(ともに4年)と言った同期の新星が現れ、髙木の穴を埋めていく。
 シーズンも終盤を迎え、國學院大は残す未消化の亜細亜大3回戦を残すのみとなった頃、突然ビックリする情報が飛び込んできた。
 明日の亜細亜大3回戦に勝利すれば、國學院大がリーグ初優勝。
 そして見事に目の前に迫ってきた初優勝を、自分たちの手でしっかりと掴んだ。
 だがグラウンド場の歓喜の輪には、髙木の姿はない。優勝をかけた大切な一戦にも、ベンチ入りすることはなかった。
 チームの優勝に嬉しさがないわけはない。しかしまた、嬉しさ100%というわけでもないはずだ。もちろんチーム全員で掴んだ優勝ではあるが、今まで國學院大を1部に留めてきた髙木の功労は大きいはず。しかし、それまでのチームを支えたエースがユニホームを着て仲間と喜べない。これまでの3年間で長く時間を過ごしたのは、圧倒的にグラウンドの上である。どうしようもないことではあるが、どうにも複雑な心境だった。

 その後に行われた明治神宮大会で、國學院大は初戦で敗退した。やはり髙木はスタンドにいた。

 今年の春。最上級生となった髙木は、開幕戦のマウンドに立っていた。よかった、とほっとしたのを覚えている。去年の借りを返してほしいと思っていたからだ。 Photo_9
 初戦こそ勝利したものの、それからはなかなか白星を挙げられない。2連敗を免れるのがやっとという状況で、とうとう國學院大が勝ち点0のまま東洋大の優勝が決まった。唯一の勝ち点0であり、勝率も悪かったために1つの負けも許されない展開だった。
 もう後がない一戦で、髙木が快投を見せる。優勝が決まった東洋大との2回戦は、藤岡貴裕(桐生一)との投げ合い。味方が初回、2回と藤岡から得点を奪って髙木を援護する。一方の髙木は序盤こそ走者を背負う苦しいピッチングとなったが、ホームは許さない。中盤以降は三者凡退のイニングを重ね、この試合を4-0で勝利し、最下位回避へ望みをつないだ。5安打無四球完封勝利。チームを勢いづかせる最高の1勝だと思えた。
 しかし――翌3回戦に敗れて最下位が決定した。リリーフで登板した髙木は敗戦投手になった。

 そして2部優勝校・日本大との入れ替え戦。初戦の先発を任された髙木は、途中で投球モーションに対して指摘を受け、7四死球と乱調。6回途中でマウンドを降り、結局その日は日本大が勝利した。
 4年春の入れ替え戦で敗れて2部に降格するということは、大学日本一の夢が断たれると言うことだ。つまり、去年グラウンドで経験できなかった優勝の喜びを感じることはできなくなる。全国大会のマウンドに立つこともない。
 だが2回戦も終盤の逆転負けを喫して連敗。2部降格となった。

 國學院大は今秋のリーグ戦も連敗スタート。3カード目にしてようやく勝ち点1を手にした上、負け数が多く、早い内に優勝の可能性は消滅した。
 勝ち点1のまま迎えた国士舘大戦は1勝1敗。髙木は初戦に先発して自責点0ながら2失点で敗戦投手になっていた。この3回戦を落とせば最下位にぐっと近づいてしまうという大切なゲームにもエースは先発し、8回まで無四球無失点、毎回の12奪三振の快投を見せる。バッター陣がくれた3点の援護があれば、このまま髙木が最終回も締めることは自然だろうと思っていた。
 だが先頭を内野安打で出塁させると、続く2者を打ち取って2死一塁。あとアウト1つ奪えば終了。この回に三振がないのが残念だな……などと思っていると、続くバッターにこの試合初めての四球を出してしまった。その瞬間、髙木は片膝をついて悔しさを露わにした。
 そして次打者がヒットでつないで1点を返された。無四球完封どころか、完封もなくなってしまった。
その程度だった。髙木が最終回を締めるということは信じて疑わなかったからだ。だが、さらに次のバッターがヒットで出塁し、2死満塁。この絶体絶命のピンチに、鳥山泰孝監督は球審にピッチャー交代を告げた。
Photo_11 ブルペンから走ってくる鷲尾に、髙木は「ごめん」と声をかけてベンチへ戻る。
 2番手の鷲尾は打者1人を打ち取って國學院大は逃げ切った。

 試合後の髙木に話を聞いた。
「疲れがある中ではよく投げられたと思います。(四球を出したときは)もったいなかったなあって」
 8回まで無四球、毎回奪三振だと伝えると、「そうなんですか?」と気付いていなかったようだった。
「今日は70点です。完封できたら100点に近かったんですけど。」
 100点に近い? では完封できたとして、何か足りないところでもあったのだろうか。
「いいピッチングができても、まだまだベストピッチができると思いたいんです。だから100点はつけたくないです」
 いつものように穏やかな口調ながら、はっきりと言いきった。そしてこうも続けた。
「もう優勝はないですけど、今、エースとしてやらせてもらってるんで、下の投手たちにエースの姿を見せられればいいなと思います」

 最終カードの東京農業大戦は、1勝でもすればチームの最下位の可能性が消滅する展開。もちろん初戦は髙木が先発した。
 4-2で迎えた9回に1死一,三塁とピンチを招いて降板した。2番手の鷲尾が併殺崩れの間に1点を失ったが、逃げ切った。
 2試合続けて、完投目前でマウンドを降りる形にはなった。それでも粘り強く、力強くエースとしてのピッチングを見せ続けた髙木。後輩たちの目にも強く焼きついたことだろう。プロの舞台でもさらなるベストピッチングを見せてほしい。それもまた、後輩の財産になるはずだ。

※この連載は1カ月に1度のペースの更新に変更いたします。次回は12月中旬の予定です。今後の展開にご期待下さい。

 

●東都大学野球連盟公式サイト
http://www.tohto-bbl.com/

■山田沙希子(やまだ・さきこ)
1988 年生まれ、東京都出身。東都大学リーグを主戦場とする女子大生ライターとして活躍し、この春大学を卒業。一昨年は亜細亜大・岩本貴裕(広島)を徹底マーク し、岩本と強打コンビを組んでいた中田亮二(中日)も昨年くまなくチェックしていた。踏まれてもすぐに立ち上がるド根性が売り。昨春発売された書籍『甲子 園のキセキ』(日刊スポーツ出版社/矢崎良一監修)の執筆陣に抜擢された。現在、年中仕事募集中。

2011-11-16

【無料イベント】第3回・鹿取義隆トークライブ12月9日開催!

次回で第3回目となる
『鹿取義隆トークライブ』の
開催日が決定しました!

12月9日(金曜)、開始時間は19時になります。

現在、参加希望者を募集しております。

20111116

鹿取さんの野球観戦術を知りたい方、
鹿取さんから教えてほしい野球的質問のある方、
この機会にぜひ参加を!

毎回、1回完結のライブ内容となっていますので、
はじめての方でも十分に楽しめる内容です!

=====↓イベント情報↓===============

『第3回・鹿取義隆トークライブ』開催決定!(主催・野球小僧)
トークテーマ『投手と打者の勝負について』(仮)

2011年12月9日(金)19時スタート 場所:白夜書房 BSホール
参加費:無料(応募方法は下記の通りにお願いします)

パソコンのメールでご応募ください。

氏名、電話番号、住所を明記の上、
件名を『第3回・鹿取ライブ希望』として
kozo-1「あっと」byakuya-net.co.jp までお送りください。
(「あっと」は半角の@に置き換えてください)

※席に限りがございます。
定員に達しましたら締め切りますのでご了承ください。

▼ちなみに、前回の様子が知りたい方はコチラでチェックできます!

┗第2回・鹿取義隆トークライブの様子(2011/10/07)

●―――★最近の鹿取さん★――――――――――――――●

11月上旬、野球小僧携帯サイトの取材で
鹿取さんと会ってきました。

日本シリーズ前ということもあり、
私たちの取材前にも別媒体の取材をされていました。
(人気がありますね)

携帯サイトの取材はというと、
鹿取さんが選ぶベストナイン等、
おもしろい話を聞けました。

ライブの日程確認も行い、「第3回目も楽しい会にしよう!」と、
はりきってくださっていたのが嬉しかったです。

●――――――――――――――――――――――――――●

それでは、皆様からのご応募を心からお待ちしております!

(鹿取義隆トークライブ係)

2011-11-09

【野球写真館】vol.302 思い残すこと多々

 07年5月2日のブログ記事(http://kozo.weblogs.jp/kozo/2007/05/vol189_4b7a.html)から突然復活した「野球写真館」。もとは『野球小僧』公式HPhttp://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/)でひっそり更新されていたコーナーです。

 編集部写真担当“撮っとこイノ太郎”(Twitter → @inokori3 , Facebook → http://www.facebook.com/hiromasa.inoue1)が、『野球小僧』のドラフト候補選手名鑑やスカウティングレポート用に撮り歩いた写真を紹介します。

vol.302 思い残すこと多々hiromitsukadota.jpg

 王貞治、野村克也に次ぐ通算ホームラン567本を放ったスラッガーの取材に同行しました。門田博光、63歳。

 闘病やグラウンド復帰のこと、南海ホークスのこと、野球界に対して思うところ等々を何度かにわたって載せていくページです。タイトルは――!? あした発売の『野球小僧』12月号を手に取ってみましょう。

2011年10月14日、兵庫県相生市にて撮影

※このコーナーは隔週で水曜日近辺に更新いたします。

過去、このブログに掲載された【野球写真館】は→こちら
(右側の「カテゴリー」にもリンクがあります)

vol.188以前は→こちらからご覧ください


Ino●撮っとこイノ太郎(イラスト/横山英史)
 1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。山羊座のB型で、最近聞かなくなった動物占いではコアラ。『野球小僧』編集部最古参の編集部員にして写真担当。硬式歴は皆無だが、一応右投両打。10年近く前、いろんな出会いに恵まれて『野球小僧』と関わり、現在に至る。02年末に生まれた可愛くて可愛くてしかたがない長女に加え、2006年には待望の長男も誕生した。2児の父となり、公私混同にますます拍車がかかりそうな、41歳。

2011-11-08

『野球小僧』12月号の発売は11月10日!

11月となり、特に朝晩の冷えを感じるようになってきた今日この頃です。
ちょっと前の10月末には多くのカテゴリーでの大会が重なっていましたが、社会人の都市対抗野球が終わり、大学野球・高校野球の残るところは明治神宮大会のみ、そして今号が発売される頃、プロ野球は、日本シリーズを残すだけとなりました。
残った試合はそれぞれ今年の日本一を決めていくものなので、熱戦が繰り広げられると思いますが、寂しさというものは感じてきますね…

そんな寂しさを、吹き飛ばせないなら吹き飛ばしましょう『野球小僧』

と勢いと字が相当余って、着地点がどこだがわかっていませんが、
野球シーズンが終わる今だからこそ、勢いをつけていこうじゃありませんか!

シーズンオフに差しかかるからこそ楽しめる『野球小僧』12月号の内容は……

特集「ふぞろいの選手たち」

小さい、太っているをハンデだと思わず、むしろその体型を生かしてプレーをしている選手たちの心意気やどのような工夫をしながらプレーをしているか、そのような話を聞いてきました!
体型で諦めちゃいけません!

そして、新連載が2つ同時にはじまります!
一つ目は『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』を9月に発売した長谷川晶一氏が今回はユニオンズより短い2年間しか存在しなかったクラウンライターライオンズに迫ります。クラウンとはどんなチームだったのか、なぜ2年間で終ってしまったのか…本編をお楽しみ下さい!
二つ目は谷上史朗氏が「不惑の大砲」こと門田博光さんを密着取材。そういえば、門田さんは日本歴代3位の567本のホームランを打っていますが、身長は170センチと「ふぞろいの選手」でした。

その他にも大反響をいただき、第三回も開かれる(12月9日(金)の予定)鹿取義隆氏のトークライブの第二回の模様やプロ志望届を出さず進学・就職していく選手・監督インタビュー、『野球小僧』ライターイチオシの2012年・アマチュア注目選手リストなど…つまっております!

『野球小僧』12月号11月10日に発売です。
お近くの本屋さんやネット書店などで、お買い求めください! よろしくお願いします。

CONTENTS

プロ野球ドラフト会議supported byTOSHIBAKozo1112_ok

速報!
ドラ1・2位プラス6選手詳細名鑑
2012年のプロ野球を担う注目の新戦力たち


ドラフトスカウティングレポート2011 ドラフト完結号

今シーズンの戦いを総括! ポイントはどこだ!!
プロ野球12球団・補強の焦点 シーズン終了編
~2011年ドラフト結果一覧表

●パ・リーグ
福岡ソフトバンクホークス/北海道日本ハムファイターズ/埼玉西武ライオンズ
オリックス・バファローズ/東北楽天ゴールデンイーグルス/千葉ロッテマリーンズ
●セ・リーグ
中日ドラゴンズ/東京ヤクルトスワローズ/読売ジャイアンツ
阪神タイガース/広島東洋カープ/横浜ベイスターズ


安倍昌彦の「流しのブルペンキャッチャーの旅」
北陸の暴れ馬と島根のジャイアン――ドラフト直前Wキャッチ!!
釜田 佳直(金沢高校)
白根 尚貴(開星高校)


流しのブルペンキャッチャー安倍昌彦が初秋の「スカ旅」をレポート
激痛! スカウティング旅情


ドラフト候補&監督直撃インタビュー
大学・社会人に進む15組を直撃!
《高校生》
吉永 健太朗(日本大学第三高校)/野村 亮介(静清高校)
原 樹理(東洋大姫路高校)/吉田 奈緒貴(宮崎商業高校)
坂本 誠志郎(履正社高校)/丸子 達也(広陵高校)
横尾 俊建(日本大学第三高校)/高山 俊(日本大学第三高校)
谷田 成吾(慶應義塾高校)/海部 大斗(履正社高校)
山下 翼(九州学院高校)
《大学生》
白崎 勇気(駒澤大学)/川辺 健司(明治大学)
井上 晴哉(中央大学)/中村 将貴(明治大学)


『野球小僧』ライター14人がイチ押し!!
2012年アマチュア注目選手リスト ~のべ150名の選手が登場~


ワールド・ベースボール・レポート《中国編》
中国プロ野球探訪記 ~3年越しの観戦は実現するか?
阿佐智

野球選手にとっての身長、体重とは――
特集 ふぞろいの選手たち 

同一校出身の小兵・松本哲也(巨人)内村賢介(楽天)
山梨発・小兵出世物語
~山梨学院大付属高から続々プロ入りした小さな大選手たち
久保弘毅

いぶし銀・高須洋介(楽天)
小さな仕事人ができるまで
~バッティングの意識が変わることでスタイルも変わった
久保弘毅

新鋭小柄投手・谷元圭介(日本ハム)
背が低いとダメって誰が決めた!
~プロ入りに不利とは思ったけれど、ハンデと思ったことはない
田沢健一郎

巨漢選手代表・大久保博元(楽天打撃コーチ就任)
太っていても体が使えればOK
~バッティングのポイントに体格は関係ナシ!
水田陽


思い出に残るふぞろいのアマチュア選手
甲子園、神宮、ドームを沸かせた  “大小”の選手たち


タイトルホルダーも少なくない
MLBの規格外な[ふぞろい]を考察
杉浦大介


一流選手の感覚をタイツ先生が体感翻訳!
タイツの部屋
【第13回】岡田幸文(ロッテ)
外野の守備範囲を一人で広げた野生児から言葉を引き出す!


日本じゃ報道されない 米国野球事情
MLB「先発投手」たちの価値と評価を知ろう
大冨真一郎


現在まで連なる「ライオンズ」の波乱の6年間
太平洋クラブ&クラウンライターライオンズの姿を追って
【第1回】僕が彼らを追いかける理由
長谷川晶一


伝説のプロ野球選手に会いに行く得津高宏(元ロッテオリオンズ)
[火を噴くラインドライブ]
あるいは4番目のバッター

~カネさんのおかげで、ケガなくできたことが誇りです
高橋安幸


魔球研究所
【第3回】魔球とライバル関係
御手洗あつ彦


<野球小僧ノンフィクション>
高校野球を支える「甲子園宿舎」物語
ホテルの台頭に立ち向かう小さな旅館
「テキカツ」「赤飯」「スイーツ」「キヨーレオピン」……
――「手づくり接客」で球児を激励! 西宮観光旅館組合の誇り

岡邦行


【誌上再現】野球の見方が一味違うプロの観戦術を披露!
鹿取義隆トークライブ
第2回テーマ「投手の見方」


炎のストップウオッチャー ――第50回
iPhoneアプリ「鹿取ウオッチ」配信記念インタビュー
~プロの現場におけるストップウオッチ活用法
キビタキビオ


遺言――門田博光(元南海ほか)
「思い残すことはたくさんある!」
《第1回》執念のグラウンド復帰と切ない現実
谷上史朗

2011-11-04

【急募】仮原稿を読んでくださる全国の書店員さん大募集中!~ 『野球小僧 野球青春小説特別号CROSS』12月17日発売!

みんさん

こんにちは。

先日お伝えした『野球小僧 野球青春小説特別号 CROSS(クロス)』。

『野球小僧』にとって初チャレンジとなる野球青春小説は、鋭意執筆&編集中です。
現在、仮原稿が少しずつあがってきており、
『野球小僧』編集部で、それをチェックしているという段階です。

そこで!
12月17日の発売に先立って、仮原稿を読んでいただける書店員さんを大募集しております!!

ご希望の方には、
読んでいただいた感想を貴店名とともに、公式ホームページや、『野球小僧』のTwitter、facebookに掲載させていただく予定です。

興味のある方は、弊社営業部の担当までご連絡ください。
もしくは、kozocross@byakuya-net.co.jp までメールを送ってください。
11月中に原稿を送付、もしくは貴店までお持ちいたします。
「どんな野球青春小説になるのかな?」と少しでも興味を持たれた方もお気軽に連絡ください。

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(『野球小僧 野球青春小説特別号 CROSS(クロス)』担当:廣野)

『野球部あるある』を読んでくれた方、今だったらYBファンの方にお勧めしたい『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』。この切なさ、弱さを見よ!

みなさん、おはようございます。

昨日は『野球部あるある』が「スッキリ!!」(日テレ系番組)で大きく扱われ、かなり盛り上がりました。感謝。


さて今日はこの本を紹介させてください。『あるある』と同時期に発売された『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』です。
もう読まれましたか?

Image_3


現在、野球史を扱う本格派ノンフィクションとして、野球ファンの間でじわじわ話題になりつつあります。
先日行われた「東京野球ブックフェア」では、搬入していた分が完売しました。いくら濃いファンが集まるイベントはいえ異例の出来事。
すでに、日本経済新聞の書評欄をはじめ、さまざまなメディアでも紹介され、これからますます評価が上がってきそうな本です。
この時期、華やかな舞台の裏では、球団の身売り問題(チームのネーミング問題)、選手の首切り問題が着々と進行しております。チームの名前が変わるということ、球界を去るかもしれない選手のこと、そんな野球の「負」の部分に心を痛めている方、覚悟を余儀なくされている方にもぜひお勧めしたいと思います。この「ユニオンズ」というチーム、そこにいた選手たち、そしてオーナーの「切なさ」、「弱さ」に惹かれるはずです。

下記は、この書籍に関する情報です。
ご覧ください。

<紹介記事まとめ>

★[エキレビ]知っていますか? たった三年間のプロ野球チーム『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20111027/E1319650240896.html

★[HONZ]『最弱球団高橋ユニオンズ青春記』レビュー
http://honz.jp/4904

★[熊式]]『最弱球団高橋ユニオンズ青春記』レビュー
http://work.kuma-i.com/?eid=1193227

★[NEWSポストセブン]3年で消えた“幻の球団”「高橋ユニオンズ」の軌跡描いた書
http://www.news-postseven.com/archives/20111026_66902.html


<関連サイトまとめ>

★twitter『最弱球団高橋ユニオンズ青春記』公式アカウント
https://twitter.com/#!/takahashiunions

★公式ブログ
http://takahashiunions.blogspot.com/

★[真っ直ぐ、前を――]著者・長谷川晶一のブログ
http://blog.hasesho.com/archives/2011-10.html#20111028

★CM動画も作ってあります!


YouTube: 書籍『最弱球団~高橋ユニオンズ青春記』(長谷川晶一・著/白夜書房)

2011-11-03

【報告】書籍『野球部あるある』が「スッキリ!!」(日テレ系)で紹介される。そして、アマゾンランキング100位以内に突入!

本日午前10時頃、テレビ番組「スッキリ!!」のコーナーで書籍『野球部あるある』が紹介されました。まずは写真を。

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テリーさん、この本、かなり気に入っていただけたようです。
本当にありがとうございました。

ちなみに、この番組放映後にtwitterのつぶやきが増え、午後1時にはなんと聖域とも言われるアマゾンランキング100位以内に入りました。突入直後の順位はなんと90位(3時現在は91位)。「日テレさんで扱われたら、長嶋さん第一次監督時代の背番号「90」と同じになった!」と、編集部では大騒ぎ。バカですね。こんなこと、めったに「ない」ことだけど。言動はやはり『野球部あるある』ということで。

facebookページでは、本日の番組の画面撮影がアップされたようです。見られなかった方は雰囲気だけでも味わってください。

★野球部あるあるfacebookページ
http://www.facebook.com/yakyubuaruaru

★野球小僧facebookページ
http://www.facebook.com/yakyukozo

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2011-11-02

【野球写真館】vol.301 引き当てた希望の星

 07年5月2日のブログ記事(http://kozo.weblogs.jp/kozo/2007/05/vol189_4b7a.html)から突然復活した「野球写真館」。もとは『野球小僧』公式HPhttp://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/)でひっそり更新されていたコーナーです。

 編集部写真担当“撮っとこイノ太郎”(Twitter → @inokori3 , Facebook → http://www.facebook.com/hiromasa.inoue1)が、『野球小僧』のドラフト候補選手名鑑やスカウティングレポート用に撮り歩いた写真を紹介します。

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 巨人の単独指名と思われた菅野智之(東海大)は日本ハムが交渉権を獲得――2011プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA は、長く記憶に残るものになりそうです。去年の澤村拓一のようにうまくいくと踏んでいた 巨人の動揺・落胆ぶりが印象的。

 例年以上にボリュームある歓声が上がったことに、なんとなくうれしいものを感じました。野球のもつ人気と影響力、すごいもんです。

2011年10月27日、グランドプリンスホテル新高輪(東京都)にて撮影

※このコーナーは隔週で水曜日近辺に更新いたします。

過去、このブログに掲載された【野球写真館】は→こちら
(右側の「カテゴリー」にもリンクがあります)

vol.188以前は→こちらからご覧ください


Ino●撮っとこイノ太郎(イラスト/横山英史)
 1968(昭和43)年、神奈川県生まれ。山羊座のB型で、最近聞かなくなった動物占いではコアラ。『野球小僧』編集部最古参の編集部員にして写真担当。硬式歴は皆無だが、一応右投両打。10年近く前、いろんな出会いに恵まれて『野球小僧』と関わり、現在に至る。02年末に生まれた可愛くて可愛くてしかたがない長女に加え、2006年には待望の長男も誕生した。2児の父となり、公私混同にますます拍車がかかりそうな、41歳。

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