パートタイム編集部員・西山くんの審判採用試験
どうもこんにちは。
「編集部に遊びに来ました」でおなじみ(?)の西山です。
これまでは『野球小僧』編集部にただ遊びに来ていただけのニートカバディストでしたが、最近、パートタイマーながら編集部員に格上げされました。以後、よろしくお願いします。
とはいえ、この風当たりが厳しい世の中です。
常にもっと上を目指して幅広く挑戦していかなくては! という気持ちもあり、昨年12月に行われた審判の採用試験を受けてきました。
今回はそのときの模様をレポートします。
12月12日
試験会場はここでした。
そうだね、ロッテのお菓子工場だね!
…ではなく、そのお隣りのロッテ浦和球場の室内練習場です。
受付開始の15分前に到着してみたのですが、すでにたくさんの人が準備万端。
その中の1/3くらいは審判の方が着用しているようなスラックスとシャツに着替えていて…。
着替えてないのに、もう終わったな、と思いました…(本音です)。
しかし、奇跡は信じたものにしか起こらないので、気を取り直して、戦ってきました!
ここで、少しNPBの審判の公募について、簡単に紹介します。
基本的には欠員が出たら、公募をかけるそうです。
以前は引退したプロ野球選手やアマチュアで審判をされている方をスカウトしていたのが多かったのですが、最近では一般公募から採用をしています。
なので、毎年このような試験があるわけではなく、合格者もごくわずか、という非常に狭き門なのです。
ちなみに、今回は60人と少しの参加者でした。
今回の受験者は高いレベルの人が多かったようで…。
私が盗み聞きした話によると、独立リーグで審判をされていた人や各年代のアマチュア野球で審判をされていた人がいたり、試験官をなさっていた現役の審判の方と顔見知りの人がいたり、と、そりゃきっちり着こなしている人が多いわけですよね。
で、実際の採用テストの内容は以下のとおりです。
1. まずルールに関する問題。○×形式
2. 簡単な体力テスト
3. キャッチボール
4. 実際に一塁駆け抜けでのコールのテスト
5. ストライク、ボールのコールのテスト
6. 面接(自分の性格を一言で伝えるなど)
順番は前後しているかもしれないですが、このような感じでした。
やはり、経験者は私たちが見ても、様になっていて、上手い!
そして本番に弱い私は、こう頭では理解していても一発でできないんですよね(苦笑)。
何の緊張感のない今なら、“プロの審判はこのようにやっている”というモノマネ程度ならできるはずなので、「やれ!」と言われたら、やります。何かの機会があったら…。
それはともかく、現場では狭き門の試験ということもあり、受験者の多くはピリピリするところがありましたが、審判の方々の取り計らいで和やかな雰囲気もありつつ進んでいきました。
ぶっちゃけて言うと、テレビで見ていると審判の人たちって怖そうだったんですよ(笑)。実際、怖そうな方はいましたが、冗談をよく言いながら積極的に話しかけて、緊張をほぐしてもらいまして、
「さすが試合をコントロールする審判だ!」
と感心しました。
このように受験者の質問などに気軽に答えてくれたり、

セ・パ両方の審判が入り交じって談笑をしていて、
この試験のために読んできた審判に関する書籍に書かれていたこととは違うなぁ…と思いながら、あっという間に試験はすべて終わりました。
そして、その結果が20日までに分かる、とのことでしたが、私には、連絡がなかったので落ちたということでしょう。
受かる、という期待はほとんどしていませんでしたが、やはり何も無いと、寂しい感じが少しはありますね…。
現時点では、どなたが合格したかは分かりませんが、同じ年度に受験した仲間、(勝手に仲間認定としましたけど)何かの縁だから、絶対に頑張って、一軍でその雄姿を見たいものです。
がんばってください!
最後になりますが、
他の受験者の方に比べれば、確実に審判に関する知識が少ないので、少しでも多く審判について知ろうと思い、少しでも多くの書籍に目を通しました。その中で、日本のプロ野球の審判は精神的に辛く、組織としても後ろ盾も殺伐とした関係性で恵まれているわけではないことを初めて知りました。
しかし、試験日当日、実際に審判になることをずっと夢見ていた人や現役の審判の方と出会えました。そんなに辛いような仕事でも、夢を持っている人がいて、夢を壊さない人がいるのは、辛さ以上に魅力のある仕事でもあるのだと思います。その魅力のある仕事に選ばれたのが現役審判の方々であります。
そして、その選ばれたNPBの審判の人数は全部で59人という、一球団の所属選手よりも少ない人数で1年間、2軍も含めてプロの試合をすべてジャッジしていきます。これは本当にすごいことであるはずです。
誰もが審判をさげすんでいるわけではありませんが、プレーヤーも観戦者も、もっと審判に対して寛容さと、リスペクトを持ってもらえればいいな、と思うのです。審判も同じ人間なんだよ、と。球界再編問題の時に、選手が大事なのか、企業が大事なのか、ファンが大事なのか、というような話がありましたが、審判もプロ野球を開催するには欠かせないので、同じくらい大事ではないかと思います。
審判という職業とこうして関われたことで、僕が出来ることで、審判への見方が少しでも変わってくれたら嬉しです。
(編集部・西山)









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